The beginning of ur

ur の始まり

Article written on January 15, 2019.


僕は2018年2月から

シルバーアクセサリーの制作を行なっています。

もうすぐ始めてから

1年経つということもあり、 

この記事ではその経緯について

体験記と共に、お話しようと思います。





目次

1.作ろうと思ったきっかけ

 ∟世界一周 

  ∟民芸品<

  ∟あの国で、、、。

2.ブランドurへの思い

3.今後どうしていくか




作ろうと思ったきっかけ 

なぜ自分がシルバーアクセサリーを作ろうと思ったのか?

そこに至った経緯をお話します。





僕はみなさんご存知の通り、

2017年の4月から

約1年かけて世界一周をしてきました。

なぜ世界を周ろうと思ったのか?

その、


世界一周をした主な理由は3つ


●自分の知らない世界を見てみたい。

●途上国の現状を見たい、伝えた。

●色んな国の色んな人の色んな職業を知りたい!



こんな思いで、世界44カ国を回りました。



そして、3つ目の目的のお話ですが、


世界一周の第1カ国目はカナダ、

それから1週間でアメリカへ南下しました。



知らない世界を見れていても

なかなか人との出会い、そして

会話というのはあまりありませんでした。


1ヶ月ほど経ち、アリゾナ州フラッグスタッフへ訪れた時です。


グランドキャニオンにて

馬のお世話をしている18歳の少年と

出会いました。

そこで実際に仕事を見させてもらったり

様々なことについて会話をしました。



http://otokotabi.blog.jp/archives/17858411.html 



でも、職業については凄い!!

とは思いましたがなかなかこの仕事には

縁は無いだろうなと思いました笑




そして、日が経ち

インディアンジュエリーに興味があったため

それを見に行くために、

ニューメキシコのギャラップへ。


そこではカウチサーフィンを使って

民泊をさせていただきました。


そこで知り合ったアメリカの方に


とあるお店に日本人が働いていて

あそこの日本人はとてもいい人だから

会いに行きなよ。


っと言っていただきました。


日本人がこんな所でお店を持ってるんやて!?!?

めちゃくちゃ興味深い!!!


という思いで

荷物をまとめ、すぐに行ってきました。


Gallup Trading Co.


そこでは、日本人のRyoko Arvisoさんが

お店に立たれていました。



ここでの詳細はこの記事をご覧ください。

http://otokotabi.blog.jp/archives/17744452.html 




そして僕は元々興味はあった民芸品に、

この出会いと亮子さんの仕事ぶりを見たのがきっかけに、更に強く興味が湧きました。というよりこれは絶対に何かの縁やなと思いました笑



また、旦那さんが

まさかのインディアンだったということもあり、

日本でも取り扱いの多い

アメリカの先住民が作る

インディアンジュエリーの制作の様子を

現地で見させていただきました。


もうね、この時の感情は今でも覚えている。 

世界一周出発して2ヶ月ほどでこんなもの見れてしまっていいの!?

しかも彫金ってめちゃくちゃ難しそうやし、

色んな技術があるしめちゃくちゃ深いやん。

こんな世界始めて知れた、、幸せやわ、、。


って思いながら食いつくように見ていました笑笑


ま、


この時点では作ろう!なんて更々思ってなかったです笑

(いつな作れたらいいな〜でもどうやって覚えたらいいんや??とは思っておりました。)



Ryokoさんのブログを読んだもらうと

更に僕がインディアンジュエリーにハマった理由がわかると思うし、

インディアンについてわかるので是非読んでみて。



https://japanswlife.com/ 








それを機に、僕は

これからの国42ヶ国すべて周りながら

色々な国の色々な先住民がつくる

様々な民芸品を見てまわりました。



特に興味深かったのが、


南米の人たちが作る刺繍細工と

アフリカの人たちの

自然由来のもの(バナナの皮など)で作られた民芸品。



僕はこれらの民芸品を

実際にその場で、

現地の人が作るのを見ていました。


そして、僕は


こんなにクオリティの高い、そして綺麗で細かいものを手作業で作れるの!?しかも、途上国の人達が作っている!?



と、驚きを隠せませんでした。



その時思ったのが、



途上国や、先住民の人達が作る作品を

もっともっと日本、世界の人たちに

広めたい!!!

そして日本人絶対みんなこれ好きやろ!!


って感じです。笑


それを機に僕は、世界を周りながら

民芸品を買い付けて、

帰国後に展示会で並べよう!

と思いました。



だけど、これはただ


買い付け 


をしているだけで


作る 


にはまだ至っていません。



そこに至った瞬間は、

あの国での体験です。



僕の大嫌いな国、

唯一ロストバゲッジを食らった国、

2週間寝込んだ国、

1日歩くだけで鼻くそが真っ黒になる国、





そう、



インド。 




2度と行きたくないインドですが 

この国こそが僕のジュエリー制作を始めるきっかけになった国です。笑



インドはですね、知らない人もいると思いますが、

アクセサリー大国です。


街に歩いている女性、子ども年寄りまで

ほぼ全ての人がアクセサリーをつけています。



僕はこれが結構衝撃的でした笑


赤ちゃんの頃からピアスを付けてたりします。

疑問に思い調べるとそれは、




【インドでは、女性たちの多くがバングルやブレスレットを腕いっぱいに身につけている姿を目にします。

これにはファッション性だけでなく、古くから伝わる叡智が存在していることが伝えられています。

一般に、女性は男性と比べて骨や筋肉など、身体的に強さが劣ります。そんな女性のエネルギーを最大限に引き出すものと信じられてきたのが金や銀といったものでした。それらがバングルやブレスレットとして身につけられるとき、肌に触れる際の摩擦から、その性質や特性が体に入り込み、女性に強さを与えると信じられています。

また、女性が家を守る慣習が根付くインドでは、女性たちによってふんだんに身につけられた装飾品が触れ合う音が、家々に近寄る悪いエネルギーを追い払うとも言われています。そして、家々に響き渡るその音が、女性の存在感を引きだし、安心感を家庭に与え、平安をもたらすと伝えられます。女性たちの健康は社会の健康とも言われてきました。

女性たちが病を抱え、エネルギーの低下が見えると指摘されているのは、昔のようにバングルやブレスレットを身につける人々が減ったからであるとも言われることがあります。

古い時代から伝わる叡智には日々をより幸せに生きる術が満ちています。それらの叡智と共に、多くの人々が幸せな日々を過ごせることをお祈りしております。】





らしいです。



この国はなにかアクセサリーの歴史が古そうだな!?



と感じ、更に調べ始めました。



そうするとそこには

買い付けの人たちがこぞって集まる、

宝石の宝庫。


など書かれた町の名前が出てきました。



それは行くしかありません!!



ということで急ぎ足でその町に向かいました。




そこでは色んなお店の前や中で

シルバー職人さんが彫金を行なっていました。


これが僕が、


作ろう!!!! 



と確信した出会いです。



こんなに、インドのローカルに住む、勉強もしてきてなさそうな人たちが、 

シンプルなリングやからといっても、

いとも簡単そうに彫金している!?

なんや、オレにもできるんちゃうの!?!?

それにオレも世界の職人の仲間入りができるやん!

それにメイドインジャパン。

民芸品のようなハンドメイドのものを作れるやん!!

おいおい、大好きな民芸品ともコラボできるんちゃうか!?!?



と、思ってしまったのです。 



この時、全てがつながった。

民芸品、途上国、買い付け、

インディアンとの出会い、

すべてがここに向けてたかのように。





そうして僕は、

3日間に渡り僕はこの町でも

彫金の方法を食いつくように見て

こっそり学びました。


そして、その町ではもちろん

彫金の道具も揃ってありましたので

とても重たかったですが

一式買い揃えて日本に持ち帰りました。





そう、、、実は

彫金を始めたきっかけは



僕の大嫌いな国、



インドなのです。爆笑




世の中わからないものですね。笑





これが僕が彫金をしようと思ったきっかけです。




そんなこんなで帰国をして、

3月22日から自分のブランド


ur 


を発足するに至りました。








長くなりましたので、

これ以降は

次回の記事で書こうと思います。